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我戸幹男商店

石川県/加賀市

高貴な美の追求

木地づくりを極めたその先へ

石川県は、輪島塗や金沢の蒔絵など国内でも有数の漆器の産地です。この漆器産業を木地づくりで支えるのが、茶人松尾芭蕉が愛した地としても有名な山中温泉です。

同地で明治末に創業した我戸幹男商店は、代々引き継がれた卓越した轆轤(ろくろ)挽きの技術によって、天然素材の美しい木目を豪快に見せる独特の造形を探索し、漆器の新たな表現を展開しています。

卓越した轆轤挽きによって完成する造形

山中の轆轤挽きは、合口物などの精度を高める「縦木取り」、生地が透ける程に薄い「薄挽き」、器に一定の間隔で均一に施される「千筋」といった独自技術を有し、いずれも山中の木地師にしか成し得ません。

これらの技術を使って生み出される器の滑らかで繊細な造形美は、塗りや加飾の華やかさに目を奪われがちな漆器の世界にあって、一線を画す存在感を放ちます。

この存在感こそが、和洋、様々なカルチャーを融合する現代の生活様式に馴染みやすい所以です。

取り扱いについて

堅牢な材を使っていますが、漆器ですので、長時間水に浸けたままにしたり、硬いスポンジを使って洗うことは避けてください。洗った後は乾いた布で拭き、乾燥させてから保管してください。

地域によっては、保管時の極度の乾燥にご注意ください。

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