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堀口切子

東京都/江戸川区

伝統のその先にある輝き

使ってはじめて完成する江戸切子

とかくカットの複雑さによる芸術性と重厚感に目が奪われがちな江戸切子にあって、堀口切子の器は、日常で使うことを計算しつくした機能美や、楽しみや喜びといった要素が備わっているのが特徴。

それは、製品を作り終えた時が完成ではなく、お酒を注いだり、その底を覗くと万華鏡のように重層的なカッティングが見えたり、器を使った瞬間に完成するようにと「商品に小さなサプライズを仕掛ける」から。

研ぎ澄まされた器の佇まいが美しいだけでなく、人と器が交わるとき、堀口切子のさらなる魅力を実感することができます。

ものごとの本質を見極めながら

外側に色のガラス、内側に透明なガラスという二重構造に成形した器の表面を緻密にカットすることで、伝統的な文様を浮かび上がらせる江戸切子。

その歴史は、江戸時代後期に大伝馬町のビードロ屋(吹きガラス)が彫刻を施したことから始まりました。薩摩切子が藩全体の事業として守られたのに比べ、江戸切子は、町民文化に支えられてきたという背景もあります。

そんな伝統工芸の世界に生きる堀口切子の代表で伝統工芸士、三代秀石は「残す・加える・省く」を大切に、ものごとの本質を見極めながら、その時々に最適な取捨選択を行うことで、人々に受け入れられる製品を生み出せると言います。

堀口切子の哲学は、ミシュラン取得の料亭や時計メーカーとのコラボレーションといった幅広い活動領域の核となっています。

取り扱いについて

・販売している製品は耐熱ガラスではありません。急激な温度変化(特に急冷)で割れることがあります。
・電子レンジ・オーブン・食器洗い乾燥機の使用はお控え下さい。
・傷つく恐れのある研磨剤入りのスポンジ・金属たわし・クレンザー等の使用はお控え下さい。
・ガラス器の内側を洗う際、力を入れてひねり洗いをしますと、破損し怪我をすることがあります。
・カット部分の汚れは、歯ブラシや亀の子たわしなど、ガラスより軟らかいブラシを使用するか、レモンに塩をつけ軽くこすって下さい。しつこい汚れは、塩と酢を合わせたものにつけて、こすり落として下さい。
・ガラス器同士をぶつけないで下さい。また、割れや傷が入った場合は使用をお控え下さい。
・スタック専用のガラス器以外は積み重ねをお控え下さい。
・日の当たる場所を避けて保管して下さい。
・万が一ガラスが割れたり、欠けてしまった場合、破損部分を摺りつめるか削り落とすといった修繕が可能な場合もあります。ご相談ください。

(堀口切子ホームページより再編掲載)

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