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空間鋳造

岩手県/奥州市水沢

長く愛せるモダンな鉄器

鉄瓶の魅力

鉄の質感をストレートに感じる漆黒の鋳肌と、自然の造形をモチーフにしたデザイン性の高い独特のフォルム――これらの融合により強い存在感を放つ鉄器を作る空間鋳造は、鉄器の産地として有名な水沢にある工房です。

伝統工芸の確かな技術と高機能を備えながら、和洋どちらにも合う佇まいは、現代の多様なライフスタイルや世代を問わず好まれます。

鉄瓶でお湯をわかすと味がまろやかになり、このお湯で入れたお茶や珈琲の味は格別です。鉄の保温性能を活かした急須は、高温で入れる紅茶やほうじ茶に適しています。自宅でゆっくり一息入れる時間をお楽しみください。

究極の潔いデザイン性

確固たる美意識でものづくりをつづける空間鋳造では、繊細で美しいフォルムを成形するのに生型という技法を選択しています。崩れやすい砂から鋳型を作る生型の工程には、熟練の職人の技が必要です。

鉄器は質実剛健で素朴で深みのある味わいが魅力です。その魅力を最大限に表現するために、高い技術を使って、潔いほどに装飾を廃したフォルムと、鉄の質感を活かした鋳肌のコンビネーションによって結実したのが、空間鋳造の作品です。

空間鋳造の創業者である岩清水久生氏は、かつてはグラフィックデザインを生業としていました。そのため氏が作る鉄器は、卵(Egg)や月(Moon)といった自然の造形をモチーフにしながら現代の生活に調和するという、優れた造形美を備えています。

工房のロゴには、「THE ROOTS of NANBU CAST IRONWARE with PRIDE」という言葉が添えられています。長い歴史をふまえた確かな技術と、工房としてのゆるぎない理念や哲学が革新的な製品を生むのです。

取り扱いについて

鉄瓶の使いはじめは、煎茶と水を入れて沸騰させることで、内側に鉄と化合したタンニン鉄という皮膜ができ、錆止めになります。

使った後は、最後までお湯を出し切りましょう。水分が残るとサビの原因になります。フタを開け、鉄瓶の熱で水分が蒸発させます。乾いた後は、湿気の少ない場所での保管をすすめます。

南部鉄瓶で湯を沸かすと、味がまろやかになり、お茶がおいしくなると言われています。ただし、急須は内側がエナメルコーティングしてあるため、直火にかけられませんのでご注意ください。その分、より気軽に鉄器を楽しむことができます。

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